以下は、DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverが旧版のDocFetcherと比べて改善された主な点です。以下のサブページでは、各項目についてさらに詳しく説明し、ここに記載されていないその他の細かい改善点についても触れています。一部の項目は、現在DocFetcher Serverでは利用できないものとしてマークされています。
- Javaランタイムのバンドル: 内部Javaランタイムが含まれているため、Javaのインストールは不要になりました。詳細。
- パターンテーブルの刷新: インデックス作成ダイアログで、ファイルの包含・除外ルールを含むテーブルが刷新されました。特に、包含ルールが追加され、正規表現の代わりに単純なワイルドカードの*と?を使ってファイルやフォルダを照合できるようになりました。詳細。
- インデックス設定の読み込みと保存: インデックス作成ダイアログで、設定を保存・読み込みしたり、デフォルト設定を変更したりできます。これは、多数の包含・除外ルールを扱う場合に便利です。詳細。 Server Not available in DocFetcher Server
- FB2およびMobipocketのサポート: DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverは、拡張子が「fb2」、「fbz」、「fb2.zip」、「mobi」のFB2およびMobipocketファイルを読み取ることができます。詳細はこちらとこちらをご覧ください。
- 現在のv0.4形式の7zアーカイブのサポート: DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverは、2014年以降7-Zipで使用されている現在のv0.4形式の7zアーカイブを読み取ることができます。DocFetcherは、古いv0.3形式までの7zアーカイブしか読み取れません。詳細。
- フォルダ名とアーカイブ名のインデックス作成: DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverは、フォルダ名とアーカイブ名をインデックスに登録するため、フォルダやアーカイブが検索結果に表示されるようになります。詳細。
- macOSデーモン: DocFetcherデーモンとは対照的に、DocFetcher ProデーモンはmacOSもサポートしています。デーモンは、メインプログラムが実行されていない間に自動的にインデックスを更新します。DocFetcher Serverでは、サーバーが継続的に実行されるように設計されているため、デーモンは不要です。詳細。 Server Not available in DocFetcher Server
- CSVエクスポート: インデックス作成エラーのテーブル、つまりDocFetcher Proがインデックス作成中に読み取れなかったファイルのテーブルをCSVファイルにエクスポートできます。同様に、検索結果テーブルの内容もCSVファイルにエクスポートできます。ファイルの内容やメールの本文はエクスポートに含まれないことに注意してください。詳細はこちらとこちらをご覧ください。 Server Not available in DocFetcher Server
- フィルタ設定の記憶: 左側のフィルタコントロールの設定(例:検索範囲ペインのチェックボックスの状態)は、プログラムセッションをまたいで記憶されます。詳細。
- フィルタリング用のファイルタイプを独自に定義: 検索結果をファイルタイプでフィルタリングできるドキュメントタイプペインに、カスタムタイプというコンパニオンペインが追加されました。これは基本的に、ドキュメントタイプペインのカスタマイズ可能なバージョンです。詳細。 Server Not available in DocFetcher Server
- Outlookサポートの改善: Outlookサポートは、多くの点で改善されました:
- OSTファイルのサポート。
- 複数の(数百?)PSTおよびOSTファイルの一括インデックス作成。
- PSTおよびOSTファイルは、圧縮されていてもインデックスを作成できます。
- プレーンテキストコンテンツがなく、HTMLまたはRTFコンテンツのみを持つメールのインデックス作成。
- 圧縮されたメール添付ファイル(例:zipファイル)のインデックス作成。
- メールプレビューで:添付ファイルを開いたり保存したりするための下部にある添付ファイルバー。
- 中国語と日本語のテキストのインデックス作成: DocFetcherには、中国語テキストをインデックスするためのいわゆる「単語分割」オプションがあります。DocFetcher Proには、日本語テキストをインデックスするための単語分割オプションもあります。詳細。 Server Not available in DocFetcher Server
互換性に関する注意: DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverは新しいインデックスファイル形式を使用しているため、DocFetcherの既存のインデックスを再利用することはできません。一方、DocFetcher、DocFetcher Pro、DocFetcher Serverはすべて問題なく並行してインストールおよび実行できます。
GUIの翻訳: DocFetcher ProはDocFetcherよりも多くのGUI翻訳を提供しており(下の表を参照)、設定でGUI言語を変更できます。DocFetcher ServerのGUIは現在英語のみです。また、DocFetcher ProおよびDocFetcher Serverのユーザーマニュアルも現在英語のみです。
DocFetcher | DocFetcher Pro | DocFetcher Server |
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* 右から左へのサポートは、LinuxおよびmacOSではいくつかの制限があります。 |